第23章 ☆憲吾ルート☆ Happy END後編
『そうですね(微笑)』
ゆりは笑うとチラッと憲吾を見た。
「ゆり……」
『……これで、もっと練習頑張れるでしょ?笑』
「っ……たく(苦笑)」
(本当、もう誰にも負けられないな……絶対プロになって、
世界を制覇して俺はゆりを迎えに行く……。)
強くそう誓う憲吾、廉はゆりの頭をポンと叩いた。
_ポン『っ!』
「……お前はホント大したガキだ。
お前ら、こんだけハードル上げたんだ……
半端な覚悟じゃねぇんだろな?当然……。」
『「はい!/はい。」』
「ふっ……(微笑)
んじゃ、俺から言うことはもうねぇ……じゃあまた後でなゆり、」
そう言うと廉はステージから降り関係者席に戻って行った。
それを見ていたタイスケたちも元いた場所に戻ることにした。
「んじゃ!オレたちも戻りましょうよ!
そろそろ戻らないといろんなところからガミガミ言われそうだし笑」
「そうっすね……んじゃゆり、残りのステージ頑張れよ!」
「また後でゆっくり話しましょ!」
『獅依留とゆうゆうもありがと、また後でね。』
宙、獅依留、優紀と続き3人は廉と同じようにステージから降り
関係者席に戻っていく。最後に残った憲吾とタイスケも移動をはじめ……
「……ゆり、
俺もそろそろ戻r「本当はまだいたいけど戻らねぇとなぁ」……怒」←
言葉をタイスケに途中で遮られ思わずムッとする憲吾。
『っ……(苦笑)
じゃあ、お二人もまた後で……』
(もう5分以上は経ったしこの後どう次に回そ……)
2人もステージから降りいよいよステージ上にはゆりのみとなった。
『っみなさん!さまざまなアクシデントがあり
これ以上私個人の時間を設けるわけにはいきません。
この後はd「「「きゃあああああああ!!/うおおおおおおおお!!」」」っ!?』
突然会場はまた興奮で湧き上がりゆりは驚きを隠せなかった。
ゆりが漠然としてると……
『『ゆり(ちゃん)っ!!』』
『っみんな……!』
メインステージ側からは来海らメンバーがローラースケートで滑って
こちらのセンターステージに向かってきていた。
そしてゆりの元に辿り着くとさらに会場は湧き上がった。