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藤ヶ谷パパの娘は人気アイドル!−Season2−

第23章 ☆憲吾ルート☆ Happy END後編


「「「なーーにーー?」」」


『……。』
(優紀も、世界進出宣言かな?
なら私たちもまたいっぱい努力しなきゃ……)


ゆりは優紀も獅依留同様に
グループを代表し世界進出宣言をするのかと思いながら優紀に目を向けていた。
そして優紀はもう一度深呼吸をすると獅依留同様に大きな声で告白した。


「……私は!!デビューする前はゆりとシンメを組んでいて
ゆりは私にとって大切なライバルであり仲間でした!!
私はそんなゆりが大好きです!!!」


「「「おおおおお!!!」」」

『優紀……』
(優紀、わざわざそれ言う為だけに……?)

「でも私は!!……っ……」

『っ優紀……?』
(優紀の様子が少しおかしい……どうしたんだろ……)


ゆりは突然言葉を詰まらせた優紀を不思議そうに見つめ
他の憲吾やタイスケたちも少し不思議そうに見ていた。
そして優紀はしばらく無言でいると再び口を開いた。


「っ……でも私は!!それ以上の感情をゆりに持っています!!」

『ぇ……』


今度は目を見開くゆり、他の人も目をパチクリさせたが
バタフライのメンバーの3人はじっと優紀を見守っていた。


「私はゆりのことが好き!!
仲間とか、友達としてじゃなく
"好きな人" としてゆりのことが好きなんです!!
……獅依留と一緒で、

私もずーーっと前からゆりのことが好きでしたーー!!」


「「「……えええええええええ!?」」」


最後は目をぎゅっと閉じながら告白する優紀、
バタフライのメンバー以外は驚愕のリアクションを見せた。


「だから!!私はずっとキスマイの藤ヶ谷くんが嫌いでした!!
いっつもゆりの近くにいて、無神経にもどんどんゆりに
近づくところとか大嫌いでした!!」←


続く優紀の言葉はさらにタイスケを驚かせた。


「えええええ!?
俺優紀ちゃんにそんな嫌われてたの!?!?」
(てか獅依留に続いてまたディスられたんだけど!?)

『っ……優紀……』

「……ごめんねゆり、獅依留のことでもびっくりしてるのに
私のことでもびっくりさせちゃって……」

『っううん……ちょっと驚いたけど、好きでいてくれる気持ちは凄く嬉しいよ?』
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