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藤ヶ谷パパの娘は人気アイドル!−Season2−

第23章 ☆憲吾ルート☆ Happy END後編


そして翌日12時前、剛太はスマホでチケット販売サイトを開いていた。


「っ確か、12時ピッタリになったら
ここ押して進んでいけばいいんだよな……?」


不安に思いながらも12時になるのを待つ剛太、そしてスマホの時計が
12時を回った瞬間に画面をタップした。
すると運がいいのかはたまた樹が何か不正を働いたのか
あっさりと購入ページに飛んだ。


「っもう飛んだ!?
いや、ボンが言ってたなここからだって……えっと、
23日の1枚を選んでと……っよし……あとは決済情報入力して……」


ちなみにあの後大我に連絡を入れた剛太、
剛太は大我にちょっとしたアドバイスをもらっていたのだ。
そして無事チケット1枚の購入が完了した。


「っ取れたー!!」
(まさか本当に自力で取れるなんてな……いや、待てよ……
まさかアイツが仕組んだとか……いや、
考えたくねぇけどありそうな話で怖い……)


自力でチケットが取れてホッとする剛太だったが昨日の樹の言葉を聞く限り
何か樹が仕組んだのではないかと気がしてならなかった。
ちなみに大我も当日は翔、圭吾の2人と一緒に
特設席から見ることになってるらしく剛太にそのことを話した。

大我は剛太も呼べないかと翔に相談していたらしいが
圭吾には剛太が仮面ティーチャーだとは知られていない為
彼からしたら非常に違和感を感じるものだから駄目だと
言われていたことも伝えられた。


「とりあえず、チケットは取れたしゆりとボンに連絡入れてみるか……」


まず剛太は大我に連絡を入れてみた。


『あ、もしもし先生?
無事チケット取れた?』

「あぁ、なんとか取れたよ。ありがとな。」

『俺は大して何もしてないよ、先生の運がよかったんだよ。』

「っそう、なのかな……(苦笑)」
(やっぱりアイツが仕組んだ気がしてならない……)←

『あ、一応言っとくけど一般席ってほぼ後ろだからね?
アリーナ席とか絶対ありえないから!』

「席のことはあまり気にしてねぇよ。
ゆりたちのライブ自体ファンクラブ入ってても取れないこと多いんだろ?
それなら取れるだけありがたい事だよ。」
(うーん……やっぱりスッキリしないな……汗)←


剛太は大我と話しながらも
いまいちスッキリしない気持ちのまま会話を進めるのだった。
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