第8章 ☆Story26☆ いざ韓国へ!
まず最初に目に入って来たのはKis-My-Ft2、
グラビア写真と同時にメンバーのインタビューや雑談が掲載されていた。
ちなみに今月のテーマは『理想の彼女像』
「……あいつはどうせ、ゆりだろうな……」←
憲吾はタイスケのページに目を向ける。
【年下か年上で言ったら年下かな。
もともと長男だし、誰かに頼られたりするの凄い嬉しいからさ。】
【彼女にいくらまでお金貸せるか……?
う〜ん……700万かな?笑
でも、金額なんて決められないなぁ……
自分が出せるところまで出したいし!】
「どんだけだよ……」
(芸能人ってみんなこんななのか……?)←
【芸能人で言ったら誰かって?
……てかそれ、大体みんな察してこの質問してんでしょ?笑
芸能人で誰かって言ったらドルチェのゆりちゃんかな!
妹みたいで可愛いところも沢山あるし、
最近はメルヘンなぬいぐるみまで持ち歩いてるから
それがまたいいギャップって感じ笑
でもゆりちゃんって結構ツンデレなところがあるから、
程よくツンデレな子も好きだね笑】
「……揺るぎねぇなこいつ……」←
タイスケは相変わらずだと思う憲吾、
憲吾は隣のヒロミツのページにも目を向けてみた。
【俺も年上か年下って言ったら年下かな。
ちょっと控えめな感じだけど芯はしっかりしてる子が好きだよ。】
【どこまで年下ならいいかって?
別に、俺は特別年齢差は気にしないし
お互いが好きだったらそれでいいんじゃない?
10歳以上歳離れてても、俺は気にしないかな。】
「……まさか、
海水浴の時一緒にいた小学生のことじゃねぇよな……」←
憲吾はよくヒロミツに懐いている結月を思い浮かべた。
こうしてさらっとキスマイのページを流し
他のアイドルたちのページもさらっと見てく。
そしてドルチェのページが目に入って来た。
ちなみにドルチェは夏号らしく水着と浴衣のグラビアに加え、
トークのテーマは『憧れの夏デート』
「っ……吾郎のやつ、もっと別のやつなかったのかよ……←
てか、今はもう秋だろ。なんで夏なんだよ……」
どうやら吾郎は秋の最新号ではなく
ちょっと前の夏号をチョイスしたらしい笑
女子の素肌を見慣れていない憲吾は少し恥ずかしそうに目を細めた。