第23章 ☆憲吾ルート☆ Happy END後編
こうしてそれぞれ服を購入した2人、憲吾は先ほどの服に加え
前から持っている黒のブルゾンに合わせてピンクのトップスも揃えてみた。
「これで2日分はマンネリ化しなくて済むね!」
「あぁ、ありがとな……」
「憲吾、お前マジ圭吾さんいてよかったな笑」
「……そうだな、」
「センス的には、勇吾のほうがあるんだけど俺が役に立ててよかったよ!
特に誰かに声かけられることもなかったし、一安心だね。」
「そうっすね!」
買い物を無事に終え帰ることにした3人、
まず先に吾郎を送りその後で憲吾を送り届けた。
「憲吾、着いたよ。」
「あぁ、ありがとう。
また明日よろしく頼む……」
「これくらい、お安い御用だよ?
……絶対、組織を潰してみせるからね……」
「……あぁ。」
(組織を潰す、か……圭吾達が先に潰すのか、
それとも松村さん達CIAか……どちらにしろ、
ゆりがこれ以上苦しまない未来であってほしい……次のライブも、
何事もなく無事に……)
憲吾はそんなことを思いながら圭吾に別れを告げ自宅へ入った。
いつものごとく鍵もしっかり閉めた憲吾はもう一度服を確認するために
紙袋から出してみた。
「……ピンク、か……落ち着きがあるとはいえ少し恥ずいな……」←
そんなことも思ったがせっかく圭吾に選んでもらった為
ライブ当日はちゃんと着ていこうと思うのだった。
そして服についたタグなどを切り洗濯籠に入れた。
「あとは、洗濯機回すだけだな……時間もそろそろ飯の支度しねぇとな……」
時計に目を向けてみれば既に19時近くになっていた。
憲吾は夕飯の支度をすることにしキッチンに向かった。
こうして憲吾は葛城兄弟や北斗、海王の生徒達が
サポートしてくれていたおかげで大きなトラブルが起きることなく
日が過ぎていき刻々と国立ライブ初日である11月23日に近づいてきた。
その一方でのゆり、ゆりはスキャンダル本が販売されたあの日から
日常は一変していた……。