第23章 ☆憲吾ルート☆ Happy END後編
「ちっす圭吾さん!
圭吾さんも、仕事お疲れ様です。」
「ありがとね吾郎くん。
……あ、今日は何もなかった?」
「あぁ、昼休みまた乗り込んできた奴らがいたみたいだけど俺らは
食堂にいたから特に大丈夫だ。……あのさ、」
「ん?何かお願い事?
憲吾が珍しいね!」
圭吾はすぐ憲吾の様子に気づき何かを察した。
そんな様子に吾郎は思わず苦笑いを浮かべた。
_ボソッ「さすがブラコン兄さん、すぐ憲吾の変化に気づくな(苦笑)」←
「その……今日吾郎と一緒に買い物行かないかって話になって……」
「ああ!
もしかしてライブに着ていく服を新調したいとか?」←
「っ!?」
「こわ……汗」←
(見事に当てやがった……)
買い物の目的まで言い当てた圭吾に若干の恐怖を感じた憲吾と吾郎、
憲吾に至っては固まってしまった。
「っ……ま、まぁ……汗」
(普段は勇吾に隠れがちだけど、コイツも中々なんだよな……)←
「俺も付き添うし、大丈夫だよ。
買い物先で変な人に絡まれたら厄介だしね。」
「ぁ、ありがと……汗」
「お世話になりまーす……汗」
こうして圭吾の引率のもと洋服を買い物することになった2人、
3人は以前憲吾と吾郎、そしてゆりの3人で一緒に買い物をした
ショッピングセンターに行くことにした。
「ここのショッピングセンターって、
前ゆりちゃんが憲吾の服選んでくれたところだっけ?」
「あぁ……」
「そうなんっすよ!
俺らもゆりちゃんの服選ぶことになったんですけど、
あれはいい思い出っすよ〜……あれを機にゆりちゃんと仲良くなったので!」
「偶然とはいえほんと凄いよね……ゆりちゃんみたいな人気アイドルと
会う確率なんて極めて低いのにさ……」
「そうっすね、普通あんな人混みにゆりちゃんいるって
想像つかなかったですし……けど!
レアなライダースーツ姿見れてラッキーでしたけどね♪」
「へぇ……ゆりちゃんってバイク乗れるんだ!
法律で14歳から免許取れるとはいえ普通の子は取らないだろうに……」
「……。」
(確かゆり、免許取ったのってドラマとかで使えるかもって言って
取ったって言ってたな……)
ゆりの話で盛り上がる吾郎と圭吾、憲吾はふと前に話した会話を思い出した。