第23章 ☆憲吾ルート☆ Happy END後編
「っお前ら……」
後輩達の熱い想いに目頭が熱くなる感覚に陥った。
生徒達がここまで自分を想ってくれていることが嬉しかった。
「先輩……まだ部活中ですもんね?
三船先輩は、内山先輩連れて部活戻ってください。
ここは俺が……いや、ここにいるみんなで何とかするんで!」
「っ鈴木……済まないな……」
憲吾は吾郎の元に行くと気絶している吾郎を持ち上げた。
そして男達に背を向け部室に戻ることにした。
「って、テメェ逃げんのか!?」
「……俺はお前ら如きに逃げるなんてことはなしない。
だがそれに付き合うほど今は暇じゃない。
……俺んとこ来たいなら、まずコイツらを倒してから来い。
話はそれからだ……。」
「「っ……」」
「……ま、お前らが鈴木どころかコイツらに勝てるなんてことはねぇだろうがな……」
「「っ……」」
憲吾は吾郎を担いだままその場を後にし残された他は……
「……さぁて、不良高校に足入れちゃった以上俺たちに
喧嘩売ったってことになりますよ?」
「つーかよぉ!
お前らみたいなもやしが三船さんに敵うわけねぇだろ!!
鏡見てから言えよ!!」
「先輩に喧嘩売るなんて、貴方たちほんと度胸がありますね笑
……それに、三船先輩はアンタらなんかよりずーーーっとカッコいいし
人気アイドルが惚れちゃうくらい魅力的な先輩なんですよ。
三船憲吾先輩って人は……。そんな先輩を悪く言う奴は、
ここにいる海王の生徒が全員許しませんよ……。」
大地は怒りのこもった真顔で男たちを見上げた。
その姿は男たちの背筋を凍らせるものがあり
他の生徒たちからも同様のものが感じられた。
「「っ……」」
「……さぁどうします?笑
逃げるなら今のうちですよ?
俺は待てても他の先輩たちは待てないですからね笑」
「「っ……」」
_バキボキバキボキ……
男たちがあたりをふと見渡すと全員が指を鳴らしながらこちらを見ていた。
そんな様子に男たちは思わず怯み
大地の後ろにはコアラとカンガルーの覇気が浮かび上がっていた。
そして他の生徒からも何人かが動物の覇気が出ており
ワニ、ハブ、ゾウ、ヒョウの姿が確認できた。
「「っ……汗」」