第23章 ☆憲吾ルート☆ Happy END後編
「「っ……汗」」
とてつもない周りの圧に身を縮こませる親衛隊の男たち。
そして大地は男たちを再び煽った。
「あれ〜?まだ何もしてないのに怖がってるんですか?笑
こんなんで怖がってたら先輩のところに辿り着けませんよー?
先輩の覇気はもっと怖いんですから!」
「アンタら、ダセェな。散々先輩を貶していたがそれ以下じゃねぇか。」
「大人数で一人に寄って集るなんて、卑怯者のがすることや!
男ならもっとビシッとしい!!」
「パオーンっ!!」
「「っ……大汗」」
「さあさあ、どうするんでs「「っ覚えてろよーーっ!!」」←
あああ!!
何その漫画みたいな捨て台詞!!完全に負け犬じゃん!!」
親衛隊の男たちは圧倒的なオーラに立ち向かうことができず
負け犬の如く捨て台詞を吐きさっさと走って消えてしまった。
「何だアイツら、逃げ出すのはえぇ軟弱者じゃねぇか!」
「あんなんでよく三船先輩に挑もうって思ったねー……」
「まあ喧嘩にならなくてよかったってことでいいんじゃない?
喧嘩は三船先輩が一番望んでないことだし!」
「「……おう!!」」
一悶着のお陰で団結力が生まれた海王の生徒たち、
その様子を特に知らない憲吾はまだ気絶している吾郎を
部室に置いてあるベンチに寝かせた。
「さっきはありがとな。俺の為に体張ろうとしてくれて……
けどそれは鈴木たちが引き受けてくれた……
俺たちは俺たちができることをしよう……」
(それにしても、こうなってる事情を松村さんあたりに聞かねぇとだよな……
今何が起きてんのか把握しねぇと……)
校庭が少し落ち着いた中、しばらく様子を見ていたとある人物が校門先に姿を現した。
「憲吾の野郎、とりあえず危機一髪ってか?
けどまだ油断はならねぇし迎えに来て正解かもな……」
校門先にいたのは勇吾だった。
勇吾は圭吾経由でゆりの本の内容を聞かされ本には
憲吾のことも書かれていることから憲吾の安全面を考え勇吾自身が
学校まで迎えにやってきていたのだ。
「けどまだ部活か……とりあえずここで待つか」
「す、鈴木くん……なんかまた怖い人いる……」←
「ぃや、あれは大丈夫じゃない?多分……」
「多分!?あれどう見ても不審者だよ!?」←
だが案の定不審者に間違われている勇吾であった。