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藤ヶ谷パパの娘は人気アイドル!−Season2−

第23章 ☆憲吾ルート☆ Happy END後編


「……ソイツらが、俺を待ってるってことか?」

「っはい……待ってるっていうか、本当に先輩を出せ出せみたいな感じで……」

「……。」

「っちょ、おい憲吾……!」


憲吾はグローブを脱ぐと部室の外へ出ようと歩み始めた。
吾郎は思わず憲吾を止めた。


「訳のわかんねぇ奴らに自分から突っ込む必要ねぇだろ……
それとも、何か心当たりでもあんのか?」

「……。(いや、何も心当たりはない……けど、)
それが原因でコイツらが帰れねぇんだろ。
ケリつけられるもんならさっさとつけたほうがいいだろ……」
(暴力は使わずとも、覇気を少し見せれば大抵のやつは怯む……)

「っ……なら俺も行く。
鈴木、小林……お前らは俺らより前には出んなよ。」

「っまさか先輩達、喧嘩でもするつもりですか!?」

「有名大学の推薦決まってんのにするか!アホか!どあほか!」

「あ、アホまで言いますー!?」


こうして憲吾は隣に吾郎、後ろに鈴木と小林を連れ校門先に向かった。
騒ぎは思ったより大きくなっているのか憲吾が通るたびに生徒達は反応した。


「っ三船さん!?
今から出陣ですか!?」

「出陣じゃねぇよバーカ!!
馬鹿げた騒ぎを止めに行くだけだ!
……憲吾、思ったより大事になってねぇかこの感じ……」

「あぁ……」
(一体、俺に何の用があるっていうんだ……)


そして校門近くに着くとさらに海王の生徒達がざわめき始めた。


_ざわざわざわ…


「っ三船先輩!!」

「三船さんに内山さん!!」

「待ってやしたー!!」

「こいつら締めちゃってくださいよっ!!」


騒ぐ生徒達に吾郎は静止させた。


「おいオメェらうるせぇぞ!!
俺らは喧嘩しにきた訳じゃねぇんだよ!」

「「っはい!!」」

「……。」
(……なんだろ、目の前にいる奴ら初めて会った気がしねぇ……
けど知らない顔だ……)


生徒達は吾郎の声と供に左右にはけた。
そして鈴木と小林も釣られるように2人のそばから離れた。
憲吾は一体誰が自分に会いにきてるのかさっぱり検討がつかなかった。
だがあった気もするという不思議な感覚に陥った。


「おいアンタら、こんな不良高校に何の御用で?
卒業生でもなさそうだな……悪いが俺も憲吾もアンタらのような知り合いはいねぇ。
それに他の生徒の迷惑になってんだろ。」

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