第23章 ☆憲吾ルート☆ Happy END後編
同日、憲吾の通う海王工業高校周辺も放課後の時間が近づくにあたって
騒がしくなっていた。
憲吾と吾郎が授業を終え部活をしている間校門先では海王の生徒たちと
外部の人間が揉めていた。
「おいオメェら何なんだよッ!!」
「ここに三船憲吾って男いんだろ!?
さっさとソイツ出せよ!!」
「三船さんがテメェなんかと知り合いな訳ねぇだろッ!!
そもそもテメら何なんだよッ!!」
校門の前には5人ほどの男、年齢は大学生から20代前半だろうか。
男達はただ憲吾を出すよう訴えっていた。
海王ではカリスマ的存在の憲吾、憲吾を尊敬し崇拝している後輩や生徒も多く
訳のわからない外部の人間を生徒達は何としても追い払おうとしていた。
そんな様子を2人の1年生が見ていた。
「す、鈴木くぅん……!
なんかあそこ凄いことになってるんだけどぉ……!
全然校門行けないよぉ!!涙」
「な、なんかホント凄いことになってんな……でもあの人たち
三船先輩に会わせて欲しいみたいだけど一体何なんだろ……
他校の生徒じゃなさそうだな……」
「そんなこと知らないよぉ!!
どうしよどうしよ鈴木くんっ!!涙」
「お前はちょっと落ち着けよ小林!!
とにかく、このこと三船先輩に報告したほうがいいって。」
「ぼ、僕もいくのぉ……?」
「いいから行くぞっ!!」_グイッ!
「ふぇええええ!!!涙」
鈴木という背の小さい1年生はメガネをかけた長身の1年生の腕を引っ張り
憲吾がいる部室に向かっていった。
_ガラッ!「三船先輩!!」
_ビクッ!「どわっ!?っんだよ鈴木急に入ってきやがって!!
ついでに小林までっ!!」
「ヒッ!すみましぇぇん……!涙」
「なんだ鈴木……」
(相変わらず騒がしい奴だ……山田さんに似てるくせに……)←
吾郎は急に入ってきた鈴木たちにに驚き憲吾も少し怪訝そうに2人を見た。
「あの、三船先輩……今校門先が凄いことになってて先輩方と
外部の人たちが揉めてるんです。」
「……それが俺と何の関係があるんだよ……
またくだらねぇ喧嘩だろ……」
「っその……外部の人たちが先輩を出すようせがんでて……」
「憲吾を……?城国か他校の奴か?」
「っいえ……他の高校っていうよりは大学生以上な感じで……」
「……。」
「憲吾……」
吾郎は不思議そうに憲吾を見た。
