• テキストサイズ

藤ヶ谷パパの娘は人気アイドル!−Season2−

第23章 ☆憲吾ルート☆ Happy END後編


「っ……」


涼介の言葉にさらに表情を歪めるゆり、
ゆりは膝の上で拳を握り締めた。


_トントン「ゆり落ち着いて……」


ゆりの肩をトントンとする裕太、
涼介はミラー越しからゆりを不安げに見守りながらハンドルを握った。
そしてそこから10分ほどで事務所が見えてきた。


「っ……やっぱり、各テレビ局のマスコミがきてるな……」

「「っ……」」

「裏口も危ないかも……地下に入りますね。」

「っ地下通路なんてあるのか……?」

「普通はほとんど使いませんけどね……
でもその分マスコミも地下通路の存在は知りませんから。
知ってるのは事務所の限られた人たちだけですから……」

「っそっか……よかったなゆり、
これで誰にも見つからないで事務所に入れるぞ。」

「っ……」


ホッとする裕太だがやはりゆりはずっと顔を俯かせていた。
そして地下通路を通り地下駐車場に車を停めた涼介。


「よし……何とか無事についた……」

「ふぅ……これで、とりあえず一安心だな。
これで外からはわからないんだろ?」

「はい。あとは専用のエレベーターを使えば大丈夫ですから。
……ゆりちゃん、大丈夫かい?」

「っはい、大丈夫です……」


3人は車から降り警備を過ぎ専用のエレベーターを使い事務所内に入っていった。
一度地上の階に着くとそのまま社長室に向かうべく通常エレベーターに乗り込んだ。
そしてあっという間に社長室がある階につき涼介を先頭に足を進めた。


_コンコン「美澤社長、山田です。
ゆりちゃんと伯父の裕太さんをお連れしました。」

「入ってくれ。」

_ガチャッ


瑛二の返事と共にドアを開ける涼介、開けた先には瑛二と明人の姿があった。


「ゆりに涼介、よく来てくれたな。
玉森さんも、わざわざ足を運んでいただきありがとうございます。」

「今回の件で、僕の妹と義兄にまつわることも書かれてるって聞きましたから
知った以上聞かない振りできませんでしたから……」

「皆様、こちらにお掛けください。」


明人は3人をソファーに座らせ瑛二もゆりたちと向かい合う形で座った。
/ 1590ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp