第23章 ☆憲吾ルート☆ Happy END後編
「「っ……!」」
「当然、あの偽物のアンドロイドはオレたち……いや、
組織内において優秀な科学者が作ったものだ。」
「……。」
響は名前も呼ばず視線も移さずに称賛の言葉を伊集院に送った。
伊集院はオカッパーズに悟られない程度に小さく口角を上げ感情を出した。
「ま、当然詳しく話すことはできねぇが……
_お前たちは一切オレたちに口出しをするな。
ただ本を書けばいい。それだけだ。」
「っ……貴方方はそれほど藤ヶ谷ゆり執着をs「口出しをするな。」っ!」
「_今言ったばかりだぞ。
聞こえなかったのか?」
「っ……すみません……」
向井よりも圧倒的な圧と冷酷さを見せる響、
出口を冷酷に見下ろすその姿は背筋が凍ってしまうほどのものだった。
「もう一度だけ言う。
貴様らは写真を元に本を書けばいい。それだけだ。」
「っ……はい……」
「……ここから先、オレと会うことはねぇだろうが……
貴様らに組織による監視の目もあることを忘れるなよ?
本の出版にあたっては目黒と向井を通せ。
_いいな?」
「「っ……」」
「「……。」」
((流石東郷さんっ!/東郷様……なんたるカリスマ!!))
向井と目黒は冷酷な喋りを見せる響に憧れの眼差しを向けた。
目を輝かせる2人は伊集院は少し呆れた様子で見ながらも
響には尊敬の眼差しを向けた。
「……。」
(やれやれこの2人ときたら……ですがつくづく、
東郷様のカリスマ性は流石ですね。)
「……オレと伊集院は先に戻る。
目黒、向井……」
「「っ……」」
響は踵を翻しオフィスを出ようとするがその場で立ち止まり
そのまま目黒と向井に声をかけ2人は同時に返事をした。
「話が最後まで終わるまで、
_トチるなよ?」
「「っ…はい!!」」
「伊集院、行くぞ。」
「はい、東郷様。」
響は伊集院を連れそのままオフィスを後にした。
そして残された目黒と向井、2人がオフィスを出て行ったのを確認すると
再びオカッパーズのほうへ体を向けた。
「……さ〜ってと(黒笑)」
「お話の続き、しましょうか。(黒笑)」
「「っ……汗」」
((有栖川さんより遥かにヤバい人種がここにいた……!涙))←
こうして無事?銀狼と御河童舎による商談は終了し目黒と向井は
2人が待つ車へ戻るのだった。