第8章 ☆Story26☆ いざ韓国へ!
『……汗
ま、時間に余裕あるんだったら連絡してやれ。』
「うんっ
じゃあやっぱり徹平さんはLINEだけでいいや。」←
『……汗
んじゃ、またな。無理しない程度に頑張れよ。』
「うん!ありがとパパ、じゃあまたね。」
ゆりは電話を切り、徹平にメッセージを入力しはじめた。
「えっと、
【おはようございます!9時にはホテル出て10時に出国します。
しばらく会えなくて寂しいけど
帰ってきたらパパやみんなと食事会でもしようね!】
……これくらいでいっか。←
んで団司さんには電話してみよっと……」
(でももう仕事に出かけちゃったかな……団司さんのことだし……)
ゆりは団司が電話に出るか少し不安に思いながら電話をかけてみた。
すると……
_ピッ『もしもしゆりちゃんか?』
「あ、団司さんおはようございます!」
『おはよう。急にどうした?
もう午前中のうちに出発だろ?』
「はいっ
さっきパパにも電話したんですけど、
団司さんにも電話してみようかなーって思って!」
『ふーん……志村は?』
「あー、徹平さんは別にLINEだけでいいかなーって思って笑←
さっきメッセ送ったところです。」
『……相変わらずだな。』
「へへへ☆」←
『でも生憎と志村いるぞ。』←
「えっ!?」
『っゆりちゃん酷いよ!!
さっきLINE嬉しくて返信しようと思ったら立花に電話してくるし!!』
電話越しからは徹平の声が聞こえてきた。
「い、いたんですね徹平さん……汗」
『グスン……ここまで立花と差つけなくてもいいじゃん……涙』
「……汗」
『ったく……お前は相変わらずだな……
わりぃなゆりちゃん、』
「っいえ!
私が、悪いのでそんな……」
『……とりあえず志村にかわるか?』
「まぁ……」
『わかった。
おい志村、ゆりちゃんがお前と話したいってよ。』
「……。」
『もしもしゆりちゃん?』
「ぁ、徹平さん……さっきはすいません……」
『別にいいよ、気にしてないし。
……でもなんで俺と立花でこんなに違うの?涙』←
「『気にしてるじゃん……』」←
ゆりと団司は同時にツッコんだ。