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藤ヶ谷パパの娘は人気アイドル!−Season2−

第23章 ☆憲吾ルート☆ Happy END後編


「け、警察……?汗」

「ここに藤ヶ谷ゆりちゃんいますよね?
ゆりちゃんが所持しているスマホのGPSが
貴方の部屋を示しているんですよ。」

「っ確かにいるけど
何でそんな犯人逮捕間近みたいな顔してんの!?
まるで俺が誘拐犯みたいじゃん!?」

「っやっぱり……さっきからゆりちゃんの泣きg「わあああああんッ!!泣」
ほら!あんなに泣いてッ!一体お前はどんな残忍な事したんだ!?怒」

「っ人の話聞かねーなこの頭でっかち刑事!!
そっちこそゆりちゃんの事情知らねぇくせn「って!
藤ヶ谷くんのうちだったのここ!?」っ!?」


一方的に責められ堪忍袋の緒が切れかけたタイスケが刑事に言い返そうとした時
その刑事の後ろからどこか聞いたことある声が聞こえてきた。


「っ何でここにゆりちゃんが……」

「っ山田、さん?
何で山田さんが警察と……」


形相を変えた刑事の後ろからひょこっと現れたのは
ゆりのマネージャーである涼介だった。
そしてその刑事は鬼の顔からキョトンとした表情になり
目をパチクリさせながらタイスケを見た。


「えっと……山田さんのお知り合い……っ!?
っよく見たら、キスマイの……」

「……正真正銘、
ジャニーズ事務所所属・Kis-My-Ft2の藤ヶ谷タイスケですけど?
生憎とプライベートでもゆりちゃんとは親交あるんっすよね!」

「っ大変失礼しました……ゆりちゃんの所在地がわかり
その部屋に向かおうとした瞬間に泣き声が外まで響き渡ってきましたので
てっきり襲われているものかと……」


若い刑事はタイスケに頭を下げ謝罪した。
危うく誘拐犯とされそうになったタイスケは顰めっ面になりながら
刑事を見ていた。そして涼介も続くように謝った。


「っごめん藤ヶ谷くん……寮内でトラブルがあってゆりちゃんが
勢いよく飛び出して行ったことをメンバーから聞いて俺らも慌てて
ゆりちゃんを探していたんだ。
また誘拐されたんじゃないかって思うしかできなくて……」

「っ……別に、ゆりちゃんがいつもと違うのは一目瞭然で
何かあったんだろうなってはすぐ分かったんで……けど、
本人は寮に帰りたがらないしあのままにしとくわけにもいかなくて……」
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