第22章 ☆憲吾ルート☆ Happy END前編
「ここは兄貴の奢りね。」
「あ?」
「……汗」
(また兄弟喧嘩やめてよね……涙)
「オレらみたいな学生より大人な兄貴のほうがずっと軍資金持ってるでしょ?笑
……そっちが勝手について来てるんだから、飯くらい奢れよ。」
「ッチ……飯代如きで騒ぐつもりはねぇが、
いちいち癇に障る奴だな……。」
「ゆりちゃん、思いっきし高いの頼んでも問題ないから。」
「ぃや、フードコートにそんな高級料理そうそうないと思いますけど……汗」
こうして3人は少し早めの昼食を取るためフードコートへ向かった。
ちなみに施設内には数カ所フードコートが設けられており
ゆりたちは動物園側に近いフードコートへ足を運んだ。
「ゆりちゃんは何食べる?」
「えっと……パスタとかオムレツもいいですけど……海鮮丼ですかね……」
「魚散々見て魚食いたくなったのか?」←
「え!?
い、いや……そんなつもりは……汗」
響にツッコまれるゆりは思わず冷や汗をかいた。
「海鮮いいねぇ……オレも海鮮にしよ!
んじゃ、兄貴は代金よろしく。」
「完全に財布として見てんなテメェ……」
「……汗」
3人はこうして仲良く?海鮮丼を食べることになった。
お昼も無事に食べ終え今度は動物園に向かうことにした。
「それじゃ、次は動物園のほうに行こっか」
「そうですね、」
「動物園……また随分ガキっぽいな。」
「ならさっさと帰れよ!怒」
「……汗」
ゆりはまた先が思いやられるのだと思うのだった。
そして動物園エリアにやって来たゆりたち、
パンフレットによれば珍しい動物がいるようでゆりは少し興味を惹かれた。
「シロオオカミ……初めて聞くなぁ……ぁ、絶滅危惧種に認定されてる……」
「すごっ!オオカミがいるんだ……
てかゆりちゃんがオオカミに興味引くなんて意外!」
「……この先真っ直ぐ行ったところだな、」
シロオオカミがいるブースに移動したゆりたち、
ケージの中にはシロオオカミが数頭おり
白い毛並みが綺麗なオオカミがゆりの目に入ってきた。
「わぁ……綺麗……」
目を輝かせるゆり、
宙と響は同時にそんなゆりを見た。