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藤ヶ谷パパの娘は人気アイドル!−Season2−

第22章 ☆憲吾ルート☆ Happy END前編


宙が戻ってくるのを待っているゆり、
ふとスマホを取り出し無意識に写真アプリを開いていた。


「っ……憲、吾……」
(私、何してんだろ……憲吾とはもう……)


写真フォルダには憲吾と一緒に撮った写真がたくさん画面に埋まっていた。
ゆりは懐かしくも恋しくなってしまった……。


『っ……(ゆりちゃん……)
っ!?(誰かこっちに近づいてくる……?)』


ユウは謎の殺気を感知、もしや一般人やパパラッチにバレたのかと思ったが
その正体は……


「っ……私、ほんと何してんのよ……
今日は宙さんt「よぉゆり……」っ!!」


ゆりはサイドから身に覚えのある声で声をかけられ顔を勢いよく上げた。
そして声のしたほうへ顔を向けた、その先には……


「……。」

「っ……ひび、きさん……何で……」

「随分お楽しみのようじゃねぇか、」

「っ……」


目の前には響の姿、だが響はいつもと雰囲気が少し違く髪色は焦茶色で
サングラスもグレー系ではなくブラウン系のものを着用、帽子は変わらず被っている。
普段の着崩したスーツスタイルではなく今日の服装はかなりカジュアルに感じた。

ゆりが固まる中、響はゆりの隣に座った。


「っ!?」
(この人何勝手に隣に座って……!)

『っ……』
(まさか、この人が例の組織のボス……?
なんか凄いオーラを感じる……覇気にも近いような……)

「弟とデートしてるくせに、元カレの写真見てんのかよ。」

「っこれは別に、たまたま……今日はいっぱい写真撮るかもしれないから
いらない写真削除しておこうかと……」


適当に理由をつけるゆりだが響はゆりのスマホを覗き込んだ。


「ふーん……いらない写真、な……」

「っ何ですか……人のスマホをジロジロと……」

「……いらない写真、沢山あるじゃねぇか。」

「ぇ……」

「元カレの写った写真、未練も何もねぇなら……

_消せるよな?」


「っ……!」


ゆりは響の言葉に目を見開いた。
自身の手から憲吾との思い出を消す、
ゆりの本能がそれを妨げようとしていた……。


『っ……』
(なんかわからないけど凄い汚い手!
ゆりちゃんに選ぶ権利はないみたいなやり方!)
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