第22章 ☆憲吾ルート☆ Happy END前編
遊園地に着いたゆりと宙、バイク専用駐車場にバイクを停めヘルメットを取った。
「着いたよゆりちゃん!
今日のデート場所♪」
「っまさか本当に遊園地とは……さて、荷物出さなきゃ……」
(ユウ、息してるかな……)←
ゆりはリアボックスから自身のトートバッグを取り出した。
「でもここの遊園地、水族館と動物園も併設されてんだよ?」
「へぇ……それはなんと便利な……」
「チケット売り場にパンフレットもあるしまずはチケット買いにいこ!」
「そうですね……」
(水族館と動物園……そういえば、
パパたちの初デートも水族館と動物園が一緒のところに行ったって言ってたっけ?
もしかして、都内だったら同じだったりするのかな……)
ゆりはもしかしたら自分の両親も
来たことあるのかなと思いながらチケット売り場に向かった。
そしてそこからすぐに優吾たちも到着。
「よし、チケット買ったらサイド後方に囲って尾行だ。
それと、パパラッチや怪しい奴らを見たらすぐ追跡、
写真を撮ったパパラッチに関しては出版社と雑誌名も聞くこと、OK?」
「「了解っ」」
優吾の指示のもと、4人は2人を尾行を始めた。
特に尾行されてるとは知らないゆり、
チケットは3つの施設を自由に行き来できる『よくばりパス』を購入し
まずは一番近い水族館へ向かった。
「まずは水族館でまったりねぇ♪
今日ちょっと早起きしたでしょ?まずは水槽の魚でも見てリラックスしなよ。」
「っわざわざそんなこと気使ってくれたんですか?」
「そりゃあ大事な彼女だもん!これくらいの気配り当然でしょ?」
「っ……はぁ……」
(彼女、か……)
ゆりは宙の言葉に甘え水族館を鑑賞。
ユウは万が一のことを考え手には持たず顔だけをバッグから覗かせた。
『……。』
(わぁ……水槽綺麗……あ、あの魚はうまそう。)←
その甲斐もありユウもユウで水族館を楽しんでいた。
一方で尾行をしているSP4人組、周囲に目を配りながら2人を見守っていた。
しばらく鑑賞を続けるゆりと宙、
ある程度周り宙は休憩スペースにゆりを連れて行った。