第22章 ☆憲吾ルート☆ Happy END前編
ゆりはヘルメットを被り宙の後ろに跨った。
「ゆりちゃん、安全運転では行くけどしっかり掴まっててね?」
「はい、ご心配なく。」
(誰かの後ろに乗るって不思議な感じ……)
ゆりは宙の腰に腕を回した。
「それじゃちょっと緩いからもう少しくっついて!」_グイッ!
「っちょ!」
宙はゆりの腕を掴みながら自身のほうへ密着させた。
「っ……」
「これくらいくっついてないと、危ないよ?」
「っ…はい……」
ゆりは変な緊張をしながら宙に身を任せることにした。
そして宙はバイクを走らせ国道に出た。
「っ宙さん、一体どこに向かってるんですか?」
「着いてからのお楽しみだってば♪
ゆりちゃん、丸丸一日オフって珍しいんでしょ?
だから今日はめいいっぱい遊ぼ!」
「っはぁ……?」
ゆりは信号で止まってる間宙に行き先を聞いてみたが
やはり宙は答えてくれなかった。
そしてまたバイクを走らせしばらくすると目の前に観覧車が見えてきた。
「っ……観覧車……っまさか宙さん、遊園地にでも行くつもりですか!?」
「ありゃ、観覧車でバレた?笑
だってディズニーダメなんでしょ?」
「っディズニーも遊園地も似たようなものですけど!?」
「いやいや!ディズニーは夢の国でしょ?遊園地じゃなくて笑」
「っ今そう言うこといいんですけど!?」
『……なんか、ゆりちゃんのノリツッコミが聞こえてくる……』←
ユウは思わず暗い中で呟くのであった。
そして涼介にゆりたちの尾行を頼まれた優吾らSPたち、
優吾の車でバイクの行き先を追っていた。