第22章 ☆憲吾ルート☆ Happy END前編
「っ!
やった……!これなら、捜査もしやすくなるかもしれない」
思った以上に詳しく情報を貰えたことにゆりは喜びを隠せなかった。
「っ……いきなりこんな情報もらえるなんて……
でも宙さん、いいのかな……いきなりここまで……」
だがふと心配になるゆり、だが事件解決には大きく貢献できるはずだと考え
メモを手帳に挟み通学カバンにしまった。
ゆりは部屋着に着替えるとキラやユウのいるリビングに向かった。
そして夕飯の支度をキラと一緒にしてると突然インターホンがなった。
_ピンポーン
『……?誰だろ……』
『寮の誰か来たんじゃない?……あ、もしかしてドルチェのメンバーかもよ?
千鶴が来海たちに報告したとかじゃない?』
「っ……」
ゆりは一度料理をする手をやめ玄関のほうに向かった。
扉を開けてみれば目の前には自分より小さい来海がゆりを見上げていた。
_ガチャッ「っ……くる?
急に、どうしたの……」
「ゆり……」
「っ……」
それはいつもの明るい表情ではなく
眉間に眉を寄せながらも真面目な表情でゆりを見上げていた……。
「ゆり、話したいことあるんだけど今いい?」
「っ……ご飯の支度途中でもよければ……」
(来海……少し怒ってる……千鶴から、宙さんのこと聞いたんだろうな……)
ゆりは一旦来海を中に入れることにした。
夕食作りをキラに任せゆりは来海をソファーに座らせ自身もその隣に座った。
「っ……急に、どうしたの?
ライブの打ち合わせは週明けからだったと思うけど……」
「今日、千鶴から聞いた……ゆり、
東郷宙ってモデルと両思いとかなんとか……」
「っ……聞いたんだ……」
「千鶴から聞いた時は、本当に吃驚した……だって、
ゆりには憲吾さんって人がいながら突然訳のわかんない人が出てきてさ……
一体どうなってんの?
ゆりがコロコロ相手変えるとは思えない。
Miss Youだって憲吾さんのために歌っていたのに……」
「……」