第22章 ☆憲吾ルート☆ Happy END前編
「っ……寮の場所、知ってるんですか?」
「そりゃあ……ね?
それで大丈夫でしょ?」
「っ……わかりました。
何時ごろ来るつもりなんですか?」
「8時には迎えに来るよ!」
「っ……了解です、」
(8時……ちょっと早いけど仕方ないか……)
こうして2人はデートに行く約束をしカフェでのおしゃべりタイムを終えた。
2人はマネージャーの待つ場所に戻りそれぞれ別れた。
ゆりは車の中で涼介とキラに明日宙とデートに行く趣旨を話した。
「あの、涼介さん……」
「なんだいゆりちゃん?
宙くんのこと?」
「はい……あの、実はさっき宙さんにデートに誘われて……」
「『……えぇ!?』」
声を揃える涼介とキラ、キラに抱かれているユウも内心驚気の声を上げた。
「っ場所は、まだ決まってないんですけどいいですか行っても……
私たち、カレカノな訳ですし……休日遊びに行くくらい、ダメですか?」
「っ……パパラッチに抜かれる可能性だって高いのにな……」
(でも、ゆりちゃんが積極的に宙くんを受け入れているのには理由がある……
ゆりちゃんに内緒で、髙地たちに見張ってもらうか……)
涼介は躊躇したがゆりを信じることにし許可を出した。
「っ……わかった、行ってもいいよ。
ただし、泊まりがけは駄目だし夜遅くなるのも駄目だからね?
それを守ってくれるなら、行ってもいいよ……」
「っありがとうございます……!」
(良かった、受け入れてもらって……キラちゃんは、どうだろ……)
ゆりはキラのほうにも目を向けた。
『……涼介さんがいいって言うなら、別にいい。
でもその代わり!夕方の6時までには帰ってくること!
それ守れるならいいわよ……』
「うん、わかったよ。ありがとキラちゃん(苦笑)」
(門限付きとかホント最近お母さんキャラになってきてるな……)
なんとか2人の許可をもらうことができたゆりは
安心して?宙と出かけることができるのだった。
そして寮に着き自身の部屋に入ると先程宙からもらったメモを見た。
そこには……
【組織は『銀狼"ギンロウ"』って名前
本拠地は新宿のどこかにあるよ。】
「っ!」
(これは重要な手がかりになるはず……!
月曜日、荒木先生に報告しなきゃ……)