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リヴァイがおさななじみな話 に。【裏】

第2章 おしおきの話


*


エレンの家を飛び出したノンは、自分のマンションへ戻ろうとしていた。

ノンは端から見ればすごい形相だったが、そんなことを気にしている余裕など、どこにもなかった。

ただただ先程起こったことを考えていた。
最近は姉のように慕ってくれていた子に、あんな風にされたことが、ノンにはすごくショックだった。

しかしそれ以上に一瞬見せた表情が、一番大切な人に見えてしまった自分に腹がたっていた。

「……リヴァイ……」

ノンは電車の中で、声を押し殺し、泣いた。
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