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リヴァイがおさななじみな話 に。【裏】

第2章 おしおきの話



「それでねっ!やっと心を開いてくれたんだよぉ!ああ、長かったぁ!この道のりは長かったよぉ〜!」
「…………」
ノンは本を読み、ノンに目もくれてないリヴァイにここ数日間の出来事を熱弁していた。


午前中の授業を全て終わらしたノン達は、向かい合って席に座り昼食の時間を過ごしていた。

リヴァイはパタンと片手で本を閉じると、ノンに向き直りいつも通りの鋭利な視線を送る。

「ちょっと、リヴァイ聞いてる?やっとエレンが普通に喋りかけてくれるくらい心をひらいてくれたんだってばあ!」
「…うるせぇな…」
リヴァイは手元にある紅茶の入ったカップを手に持ち、口に注いだ。
「あぁ!リヴァイにはこの感動がわかんないだろうなぁ…やっと、あのエレンが…!!」
「………」

ノンとエレンはあの日を境にすごく仲が良くなった。
今ではあの生意気な少年からノンに話しかけるくらいに。
___だからだろう。

最近ノンが口を開けばエレン、エレンと言っていたからだろう。

リヴァイの怒りは最高潮だった。
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