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リヴァイがおさななじみな話 に。【裏】

第2章 おしおきの話


「…おい、てめぇ…」
「はーっはっは!バカって言ったからこれは私が飲み干しまーす!ざまあみろ!」
そういって、ノンはカップに口をつけた。
ノンはリヴァイがこの様な冷やかしが一番嫌いと知っている。
が、付き合ってからリヴァイのいろんな一面をみるようになり、ノンはこれくらいなら怒られないと踏んでいた。
しかしそれは、浅はかな考えだと後悔する事になった。
口を縁につけた途端リヴァイが椅子を勢いよく蹴り、こちらに向かって来たのが視界の端に映ったと思った時にはもう遅かった。
慌てカップを返そうと口を離した瞬間、リヴァイに胸ぐらを掴まれ、ノンの唇は再度開くことは許されなかった。
ちゅっと弾く様な音が鼓膜を振動した時にはもう身体は離れていて、カップを流れるような手付きで奪われた。
ノンは一瞬の出来事過ぎて、ただただぽかんとするだけどだった。
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