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【R18】初恋を君に

第3章 デート?


仁達と挨拶を交し、机に着く。
それに仁達も付いてきて時間まで駄弁る。

「ところでクリスマスの予定とか皆あんの?あと2週間だぞ?」

仁が話を始めた。
それに周りは首を振る。

「何もねぇよ。彼女とかもいねぇし。矢野は?」

「ぼ、僕も・・・特に無いけど・・・」

「仲間だな(笑)じゃあ転入時からモテモテの柊様は?」

「生憎だけど俺もないよ。」

「まじか!あの真織でも無いのか!」

彼女居ないんだ。
少しほっとした。

「じゃあさ、好きな奴とかいんの?」

「好きな人・・・か・・・」

え、それ聞きたくない。
だって・・・僕以外の人が好きだったらそんなの辛すぎる。

「・・・いるよ。」

「は!?この学校!?誰!?」

「うーん・・・この学校。けど名前は秘密。」

「なんだよケチ。」

好きな人いるんだ。
しかもこの学校。
部活はしてないからこのクラスの可能性高い。

「じゃあさ、24日は俺ん家でパーティしようぜ!」

仁の家?
家そんな広いのかな?

「いいな!お前ん家金持ちだから家広いし。」

「別に普通の家だよ。爺ちゃんが社長なだけ。で?どうする?」

「俺賛成。」

「俺も。」

僕と柊以外は行くらしい。

「お前らはどうすんの?」

「僕・・・は・・・」

行ってもいいのかな?
人の家なんて行ったことないし。

「少し考えてみるよ。」

「俺も考えてみる。」

「OK。わかった。じゃあ、とりあえず3人は確定。」

また柊は僕に合わせた。
1人で行けばいいのに。

そんなに僕に執着されると本気になっちゃう。
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