第8章 嫉妬と愛情
首筋に僅かな痛みが走る。
「いっ・・・////」
ガリッと音を立てた後、柊の舌が首筋をなぞった。
僕の前を扱きながら、後ろのピストンを早めていく。
立ちバックってこんなに気持ちよかったっけ?
「ぁ・・・あ゛ぁ!////」
ゴリゴリと中で前立腺を何度も突かれ続ける。
もはや痛みさえも快感に変わり柊を求めていた。
「きもち・・・もっと・・・ひいら、ぎ・・・あぁぁっ////」
僕は絶頂を迎えイッてしまった。
これで何度目だろう。
もう何度も限界を迎えている。
それでも足りないのか、僕の身体はどんどん柊を欲していく。
「綾斗、もしかして中イキした?」
「へ・・・そんなはず・・・うっ////」
出てない・・・
中イキ・・・?
そんな・・・
「へぇ・・・女の子みたいだね・・・」
「ちが・・・これは・・・////」
「違くないでしょ・・・ほら、もっと欲しいんじゃないの?」
急に柊のドSスイッチが入った。
口を塞がれ先程よりも速いピストンを続けてくる。
「んっ・・・んぅ・・・んふ・・・////」
息がしずらい・・・
でも鏡に写る自分の姿を見て興奮している。
「んん!んっ・・・んん・・・////」
「はは・・・またイッた?」
もう無理だ・・・
目の焦点が合わなくなってきた。
足腰にも力が入らない。
ガクガクと震えて、柊が支えている手だけを頼りに立っている。
「綾斗・・・こんな姿、俺以外に見せないでね。」
「は、はひ・・・////」
「俺もそろそろイきそう・・・」
「んんっん!んふっ・・・んん・・・////」
柊も限界を迎え僕の中で激しく動き抱きしめて来た。
一瞬動きが止まったかと思うと、柊の性器が中でビクビクと波打っていた。
「はぁ・・・はぁ・・・あー・・・気持ちいい・・・」
「ぷはっ・・・はぁはぁ・・・まだ・・・出てる・・・////」
「あーうん、ごめん。止まんない・・・うっ・・・はぁ止まった・・・」
僕達は力尽きその場に膝から崩れ落ちてしまった。
僕のお尻にはまだ柊の性器が入ったままだ。
抜いてゴム取らないと中で破けちゃう・・・
けど・・・まぁいいか。
どうせなら生でしたかった。
「綾斗・・・可愛かった。」
そう言って後ろから抱きしめてきた。