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【R18】初恋を君に

第1章 出会い



「名前なんて言うの?」

「や、矢野・・・綾斗・・・////」

嘘嘘嘘!?
なんで!?

「あやと・・・いい名前だね。」

「ど、どうも////」

柊・・・真織って言うんだ・・・
名前知れた!

でも・・・
話せない!!

「綾斗って呼んでもいい?」

「へ!?え、なんで!?////」

「うーん・・・友達になりたいから。」

笑顔で僕に話す。
柊は思ってたより爽やかだった。

初めはクール系なのかなって思ってたけど。
これはこれで・・・
いい!

「べ、別に・・・僕じゃなくても・・・////」

「綾斗と仲良くなりたいの。」

「っ!////」

ずるい・・・
何その言葉。
もしかしてその気が・・・
いや、なわけないでしょ!
無自覚に決まってる。

「・・・いいけど・・・////」

「やった。じゃあ、綾斗も俺の事真織って呼んでよ、ね?」

「そ、それは無理!////」

「え、なんで?」

「まだ、会ったばっかじゃん・・・」

「・・・そう・・・だね・・・」

あれ、どうしてそんな悲しそうな顔するの?

「普通はそうか!ごめんごめん!」

あはは、と笑いながら謝る。
その笑顔にキュンと胸が苦しくなる。

ただ、見つめるだけでいいと思ってたのに・・・
まさかこんな事になるなんて・・・

運命・・・なのかもしれない・・・

少しだけ・・・期待してもいいかな?
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