第1章 本音と弱音
緑「横山くん…(グスっ」
黒「大倉…」
緑「助け…て、ずっと俺から離れないでっ、お願い…」
好きだ…やばい、こんなこと言われたら…
黒「大倉…」
周りのことなんて考えず俺は大倉を力一杯抱きしめる。
緑「横山、くっ…おにぃ、ちゃん…」
黒「大倉、大丈夫…俺はいなくならんよ、絶対に。」
緑「いて…ずっとおってな…」
黒「大倉…好きや。」
緑「よこ、やまく…っ」
黒「お前のことが好き。もう1人で背負わんでええから。苦しい時は俺になんでも言ったらええから…。俺が…守ったるから。」
また柄にもなくこんなことを口走っていた。
俺の方こそどうしちゃったんどろうかと思う。