第7章 熾烈を極めし、雄英体育祭
さくらが歯を食いしばって轟チームを見る。
「いや…それ以上に上鳴だ。」
「…?どういう事、常闇くん!」
「あの程度の装甲、太陽光ならば破れていた…」
「…!!!」
常闇のダークシャドウは、闇が深いほど強さを増すが、獰猛になり制御が難しい。太陽の下では制御こそ可能だが防御は出来ても攻撃力は中の下レベルで、戦うとなると苦戦を強いられる。つまり、光に弱いダークシャドウは…
「そうか!電気くんの電光…!」
「奴の放電が続く限り攻めでは相性最悪だ…」
「攻撃力低下…それ向こうには知られてはいないんだよね?」
「恐らくな…この欠点はUSJで口田に話したのみ…そして奴は無口だ」
「…知られてないなら牽制にはなる…!大丈夫…なんとしても1000万は持ち続ける!」
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