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鬼滅の心得 【鬼滅の刃】

第4章 柱合会議


産屋敷邸 

『お館様、今日長く話しておりましたが
大丈夫なのですか?』

柱合会議も終わり解散と同時に
産屋敷に呼ばれ絢迦は1人残っていた

「今日は体調が良い方なんだ。
久々に皆を見れたしね」

言いながら膝をポンポンと叩くと
絢迦は産屋敷の膝に頭をのせる

「それに、2人の時は名前で
呼んでおくれと言った筈だよ?」

『……耀哉さん、炭治郎くんの事
ありがとうございます』

膝に乗せた頭を撫でられながら
絢迦はそっと目をとじる

「そうだ。そーいえばその首元…
どうかしたのかい?」

ぱちっと目を開け思わず首元に手をやるが、見られている事に変わりはない

『これは……その、あの……』
「言いたくないのであれば聞かないけれど、あまり心配をかけはいでおくれ」

言いにくいそうな絢迦を気づかい
その先を聞こうとはせず頭を撫でてやる

『ごめんなさい…。耀哉さんの近くはやっぱり落ち着く…おと…う…さま……み…たい…』
「お疲れ様。ゆっくり眠るといい絢迦」

産屋敷の雰囲気に絢迦はウトウトとし
ついには完全に眠りについた
それを見守る産屋敷の目はどこまでも
優しくどこまでも悲しげだった


「すまない…絢迦……」





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