第34章 Swear！〈綾織 星羅〉£

『ひゃっ…ぅん…！』

温かい肌に冷たい物が触れる所為で余計に感じてしまう。お父さんが居ないとはいえ、大きな声で喘ぐ訳にもいかない。使用人の人達だっているから、大きな声を出したらバレてしまう。

「少し我慢出来るか？」
『う、うん…だいじょ…ぶっ…ひゃ…あ、ん…』

出来るだけ小さくしようとは思うけど、なかなか難しい。座っている状態で後ろから伸びてくる手が、頂点を刺激する。片方の手は胸に、もう片方は私の口の中に。

「俺の指を噛め」
『だ、だめっ…怪我、しちゃうから…』
「構わない」
『や、だめ…は、あっ…んんっ…』
「お前は…本当に優しいんだな。これでは…もっと苛めてやりたくなる…」
『あ…ちょっとっ…はぁっ、ね、まっ…ん、ああっ…』

蕾をぐりぐりと摘まれ、背筋にゾクゾクとした電流が流れて、痺れていく。必死に声を抑えようとして両手で口を塞いだ。

「乳首…弱いんだな」
『だ、だって…あ、んんっ…』
「そろそろだな」

有人君の指が腹斜筋の上をなぞりながら下っていく。擽ったい感覚に身を捩った。そして、下着の中に冷たい感覚が入ってくる。

『あっ…ゆ…と君、そこはっ…！』
「大洪水だな。星羅」
『そ、それは有人君がっ…』
「俺の所為…か」

割れ目をなぞって入り口を探っているのか、冷たさが動いて変な感覚が伝う。いきなり動きが止まって、中にちゅぷんと入り込む感覚がした。

『あっ…』
「熱いな…もう蕩けている」

熱いのなら尚更、冷たい指がナカの何処にあるのかすぐに分かってしまう。壁をグニグニと押す感覚が身体中に電撃を走らせた。

『ああっ…そこっ、だめっ…だからっ…！』
「大丈夫だ」
『あっ…ひゃあっ…な、んか…くる、からっ…！』
「なら、もう一本増やすぞ」
『ちょっと待って…ああっ…⁉︎』

もう一本の指がナカに侵食してきて。キツさを覚える。だけどその指は止まる事を知らなくて、自由にナカを掻き回した。

『ほんとっ…だめっ…も、イっちゃ…！』
「安心してイって良い」
『あっ…ああああああっ…！』

快感が身体中を這った。同時に、この感覚に既視感を覚える。やっぱり、ハロウィンの事は嘘じゃ無かったんだとはっきり分かった。

『はぁっ…はぁっ…』
「星羅、入れるぞ。こっちに身体を向けてくれ」
『う、うんっ…』

くるりと身体を向けて有人君に向き合った。