第28章 Drive！ 〈豪炎寺 修也〉£

屁理屈で受け取って、乃愛の腹を指で軽くなぞった。その度にビクビクと身体を揺らしているのが堪らなく愛おしい。

「あっ…ん、ちょっと…！」

銀色に輝く髪が乃愛が動くにつれてサラリと揺れる。潤んだサイネリアの瞳が恥ずかしさを訴えている。

『濡れているな』
「い、言わなくて良い…からっ…！」

下着のクロッチ部分をサラッと撫でると確かに湿っている事が分かる。胸を愛撫して感じている内に下を脱がせた。濡れそぼっているそこにゆっくりと中指を挿入する。

「あっ…んんっ…ゆびっ…が…！」
『どうした？』
「あ、んぅ…わかってる…くせ…にっ…ひぁっ…！」

加虐心から聞いてみると、若干涙目になりながら答えてくるので余計に興奮する。しかし、中は俺の指を離さまいとして締め付けてくるので、身体は正直とはよく言ったものである。

『もう一本挿れるぞ』
「も…無理…だってぇ…！」
『の割にはすんなり飲み込んだけどな』
「う、うるさい…！」

存分に濡れているそこは簡単に人差し指さえも飲み込んだ。中を掻き回すと、より甘い声が織り成され、身体も耐えられないとでも言うように快感に震えている。

「ひゃあっ…ナカ…おかしく…なっちゃ…う…」
『おかしくなれ…！』

より速くナカを掻き回すと、もうイきそうなのかプルプルと震えて、必死にイかない様に耐えていた。手の甲を噛んで自身の声を抑えようとしているが、合間から「ふぅ…ふぅ…」と息切れが漏れていた。

「ね、もうっ…イっちゃ…からぁ…！」
『そのままイけ』
「あっ…う…ん…はぁっ…ああああああっ…！」

達する瞬間に締め付けがより激しくなった。乃愛は肩で息をして、それでさえも官能的に見えてしまう。しかし此処でゆっくりしている場合ではない。ポケットからゴムを取り出して、自身のそれに装着した。

『そろそろ挿れるぞ』
「結構…おっきいね…？」
『不安か？』
「ううん、修也と繋がる事ができて嬉しい」

にへら〜と笑う彼女が、可愛すぎて本当に理性がはち切れてしまいそうだった。脱がせた時点でもう既に勃起していたが、甘い声を聞いて余計に熱くなった。綺麗なくびれと脚の柔らかな曲線も唆られる。

『あまり可愛い事言うな。優しく出来なくなる』
「それは困る」
『とにかく、挿れるぞ』

あまり痛くならない様に、割れ目を少しなぞってからゆっくりと挿入した。