第69章 世界貴族
「ニ"ュ〜〜!!疲れた…よく食うなァ〜〜!!さすが麦わらの一味。腕があと6本欲しかった…」
「うふふっ、お疲れ様はっちん。」
「ありがとうハチ。美味しかったし、さすがのみんなも満足そう。」
「ニュ〜…そうか、じゃあ…おれも満足だ。」
倒れたハチに申し訳なくともお礼を言う。いくら食べるって言っても限度があると思う。ルフィやチョッパーはお腹がはち切れそうなくらいだし…女陣はそんな食べてないにしても、男陣はマジブラックホール抱えてる人いるからね。
「おい、タコ助にヒトデにケイミーちゅア〜〜〜ん♡一休みなら甲板へ上がれ、茶はこっちで持てなそう。」
「ニュ!?そうか?」
食後のお茶と羊羹を受取り各々散らばる。ケイミーには、ハチを助ける為の条件…つまり魚人島への行き方について教えてもらっている。
「行き先は“シャボンディ諸島”ね。」
「そこに行かなきゃ“魚人島”へは行けねェのか?」
「おれ達魚人や人魚なら潜ってすぐに行けるけどな。おめェらは人間だから、そのまま潜ると水圧で死んじまう。」
「確かに潜水艇でも限界だった…」
やっぱそうだよねぇ。今まで乗ってきた船乗り捨てて潜水艦とかでいくってわけじゃなさそうだし…そのシャボンディ諸島っていうところに行けば、なんとか船ごと魚人島に行ける方法でもあるのだろうか。