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異世界人の冒険

第63章 その名はオーズ


「び…微量すぎた、この巨体には!!!」

「“重量(ヘビー)ゴング”!!!」

「「ぐあああああああああ!!!」」

「ウソップ!!チョッパー!!!ロビーン!!!」

チョッパーが戦おうと構えるが、その前にオーズが持っていた瓦礫が直撃する。3人共、いやゾロもなすすべなく橋から落ちて気絶してしまった。なんていうことだ……私がモタモタしてる間に、仲間全員やられてしまった。

「………ルフィの、影なのに……」

「おめェらなんか知らねェぞ。おれはモリア様の部下(しもべ)、オーズだ!!!」

強くなったからといって、いきなりこんな巨体の敵を倒せるわけない。でも倒れたみんなのことを置いて逃げるなんて…

「ん?そういえばお前も麦わらの一味か!!」

「そう、だね……麦わらの一味、副船長の異世界なまえだよ、オーズ。」

「そうか!!じゃあお前もぶっ潰す!!」

そんな簡単にやられちゃ副船長の名折れだ。
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