第48章 大将青キジ
「うははは!“5”ォ〜〜!!何してんだ、おめェらもカウントしろー!!!」
どっから出したのか、うちわを仰いでフォクシー海賊団に呼びかける。意味がわかってないフォクシー海賊団の人達は、楽しそうにカウントダウンをする。
「「「「「“4”!!!“3”!!!“2”!!!“1”!!!“0”ォ〜〜〜!!!」」」」」
「うおおおおお〜っ!!!」
「「「「やったーーっ!!!」」」」
カウントが0になった瞬間、フォクシーがぶっ飛ばされた。ルフィの強烈なパンチを食らって、そのまま海へ落ちていった。
『オヤビンが飛んだ〜〜〜〜っ!!!』
「「「「「オヤビ〜〜ン!!!」」」」」
『落下地点は………………!!!戦場(フィールド)の外ォ!!!デービーバックファイト三回戦!!!チームの命運を背負った船首(キャプテン)同士の熱く壮絶な「コンバット」!!!オヤビン920戦無敗の伝説はここに敗れ、ゲームを制したのはなんと…!!!麦わらのルフィ〜〜〜〜!!!』
「やったァ〜、ルフィ〜!!!」
「ルフィ〜〜〜〜!!!」
勝った。ルフィが勝った!!思わず席から立ち上がって飛び跳ねてしまう。ウソップとチョッパーと一緒に喜びを分かち合った。これで、チョッパーを、仲間を取られることがない。
『フォクシー海賊団VS!!麦わらの一味!!オーソドックスルール“スリーコイン”ゲーム、デービーバックファイト!!ここで全試合終〜〜了〜っ!!!』
沈んだフォクシーを助けに行こうと、フォクシー海賊団が我先に階段を降り始めたせいで階段が崩れてしまった。落ちたナミやウソップ達はゾロやサンジ、ロビンがフォローしてくれるだろう。私は氷で滑って、そのまま船長を迎えに行く。