第47章 コンバット
『さて、デービーバックファイト三回戦「コンバット」!!我々には状況がさっぱりわからず、船の中ではおそらく壮絶な一騎打ちが行われてるハズだよ〜〜〜〜!!姿は見えずとも会場に響くオヤビンコール!!』
「敗けやしねェよ………!!」
「そうさ、ルフィだもんな。」
「ルフィで……!!アフロだからだ!!」
「ルフィだからで充分だろ……あんなクソギツネ。」
「何でアフロをパワーアップだと解釈してるの?」
「さぁ…?」
「だけど強そうに見えたわ。」
男陣は安定のアフロ押し。多分女には分からない理屈があるんだろう。それは多分ここだけに限らず、フォクシー海賊団のみなさんも。
「いつもよりだいぶ時間くってるな。」
「ゴム人間だからな。」
「ゴム人間で…アフロだもんなァ。」
「だから何でそれ関係あるの?」
やっぱり…でもアフロだからって時間食ってるって言われると、何だか実力じゃない気がして何となく悔しい。アフロじゃなくてもルフィは強いぞ。
ドカァ…ン!!!
『おっと、甲板で動きがあったよ!!!さァ形勢はどっちだ!!?はたまた勝負はついたのかな〜〜〜〜!?』
大きな爆発が起こった。船の中からだ…どうして船の中から大爆発が起こるのか。そして…
『影が2つ!!立っているのはオヤビンだ〜〜〜〜〜〜!!!オヤビ〜〜ン!!!一方麦わら!!まっ黒コゲ!!!余程ヘビーなパンチを貰った模様〜〜!!!』
両手を上げて立っていたのはフォクシー。その足元には真っ黒になってピクリとも動かないルフィ。体からは煙が出てるし、火でも浴びたか?