第45章 ドーナツレース
「「ちょっと待ったぁぁあ!!!」」
「……っ、びっ…くりした……何?」
「何で私達が出ることになるのよ!!」
「ずりィぞこの野郎!!」
勝手にサクサクと決めてるのバレてしまった。血相を変えてグイグイと迫ってくる2人に私はさっき思ってたことを説明した。すると、2人はちょっと嫌そうにしながらも出場を認めてくれた。
「………お前、狙っただろ。」
「ん?何の話かな?」
「……はっ、よく言うぜ。」
「……へへ。」
決定して名前を書いた紙をロビンに提出して貰い、満足した顔をしているとゾロが近づいてきた。ゾロにはバレてしまっていたな、私が出ないように何とか頑張ってナミ達を出るように誘導したことが。何だかんだ言って、2人共なんとなくだけど私に甘い気がして。でもこれで出場者が決まった。
第一回戦『ドーナツレース』
ウソップ、ナミ、ロビンチー厶
「実はおれは『レースに出てはいけない病』で…」
「私だって出たくないわよ!!覚悟決めなさいっ!!」
「フフフ……頑張りましょう。」
第二回戦『グロッキーリング』
ゾロ、サンジ、チョッパーチーム
「足引っ張んじゃねェぞ。」
「てめェがな!!!」
「おれ、頑張るぞ!!!」
第三回戦
ルフィ
「おっしゃー!!!」
さぁ、頑張れみんな。私は高みの見物とはいかないけど、みんなの有志を見守ってるよ。そんで、妨害してくるやつがいたら私は容赦なくやり返すから覚悟してね。