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異世界人の冒険

第43章 終焉の歌声


「ええ!!ではすぐに帆をたたんで船体にしがみついていて下さい!!」

「おい!!おっさんの言う通りに!!だいぶ高速で行くみてェだ!!」

「そりゃ7000mの坂道だもんな!!急げ!!」

「「「「おう!!!」」」」

「黄金も部屋に運んじまえ。」

甲板に見せびらかすように散らかしてた黄金を船内へと慌てて運ぶ。うん、やっぱり黄金とだけあってとても重い。

「さて…船長(キャプテン)。次の島への記録(ログ)もバッチリ!!」

「んんそうだ!!ここ降りたらまた新しい冒険が!!!始まるんだ!!!野郎共、そんじゃあ…………!!!青海へ帰るぞォ!!!」

「「「「「「「おお!!!」」」」」」」

「みなさん落下中お気をつけて!!」

落下中??と誰もが思っただろう。ルフィの船長らしい掛け声にみんなが気合を入れてまだ見ぬ冒険へと心を馳せている時に、落下中と来た。門を抜けて下をみると、何と何も無かったのだ。もうヤダこのパターン。私落ちるの好きじゃないんだって、こわいんだって…

あああああああああああああああ!!!!

阿鼻叫喚。みんなが目を飛ばしてクラウドエンドにいるコニス達に手を伸ばして助けを乞う。いや、へそ!!じゃないのよ助けてよ!!ちょっと落ちた時、横の雲から船を包み込むほどの大きいタコが飛び出してきた。
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