第39章 神の島
「のどかわいた。お茶にしようぜ。」
「あァ!そうしよう。お前のリュックのせんべい開けろよ。」
「あーー、いいですなーー。」
「てめェらァ!!!」
「空せんべい1枚は?」
「ダメだ!!!いいか!!おれが運転するから!!お前らは左右をしっかり見張れ!!!」
「うわっ!!いつの間にかえらく高ェ所走ってるぞ………!!」
今周り気づいたんかい。これ多分さっき落ちたぐらいの高さまでミルキーロードを登っていかなくちゃいけないんだと思う。
「……しかしなまえちゃん。確か神官は4人いると言ってたから、おれはてっきり4つの入口がそれぞれに通じてるもんだと…」
「あ、私もそう思ってたよ。でも結構進んできたけど何も起きない…よね。」
「へ〜〜イウソップ、パスッ!!」
「おっし、オーライオーライ…」
「見張れっつってんだろうが!!!」
空せんべいをかじりながらその辺に浮いてた玉で遊び始めた2人。その玉も得たいのしれないものなのによくそんなホイホイ触れるな。ウソップ、お前も怖がってたんじゃなかったのかよ。
「ギャアアアアア!!!」
「「ええ〜〜〜!!?」」
「な…!!ヘビ!!?」
そのパスされた玉から小さいベビが出てきた。ヘビ…というかウワバミ?そいつが口を開けてウソップを襲う。咄嗟に頭を抱えて避け、ルフィがウワバミが出てきた玉を遠くへ蹴っ飛ばす。
「ハァ…ハァ…びっくりした、何で。」
「おいサンジ、前!!雲!!!蹴り飛ばせ遠くへ!!!」
「クソッ……!!!ここに浮いてんのは全部ヘビの巣だってのか!!?」
ボン!!!
船の方へ飛んできた玉をサンジが蹴り飛ばそうと足で止めたところで、大きな爆発が起こった。嘘、これヘビだけいる玉じゃないの?何でもありだったりするの?