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異世界人の冒険

第34章 夢を追う者


ドゥン!!

その時、後ろにあった建物が大きな爆発を起こした。その周辺にいた人達はパニックになって叫んでいた。

「何だ何だ、何があった!!」

「それが…さっさ妙な男からリンゴを受け取った奴らが…それを食って…!!5人!!爆発した!!!」

「畜生、ムチャクチャやりやがる!!!」

「店の中は惨劇だぞ…!!!」

妙な男から…リンゴ!?それを食べた人が爆破って!!ついさっき、いや、今もシャクシャクとリンゴを食べてるルフィを反射でみる。

「うそっ!!ルフィ!!食べてる場合じゃないでしょ、吐いて!!それ全部吐いて!!」

まだ手に持ってるリンゴをルフィの手ごと口から遠ざけてルフィに叫ぶ。

「も、もう飲んじまったよ!!」

「てめェなんのマネだァ!!!」

早くもゾロが刀を構え始めた。これはケンカ始まっちゃう…?なんでそんなすぐに問題を起こしちゃうかな。

「……アハハ……ゲホ…いやぁ大丈夫だ。“ハズレ”を引いたんなら一口目であの世へ行ってたさ。ハァ…ハァ…お前……アハハ………ゴホ、運がいいな。」

運…確かにルフィは運がいいけど、そもそもそんなリンゴ渡さないでよ、という話であって。とりあえず爆破する心配はないようで安堵する。ポカン、としているうちにおじさんはいなくなって、私達はまた歩き出す。

「………ハァ〜…心臓に悪いよ…何あの命を賭けたロシアンルーレット。」

「まぁいいじゃねェか、そんなこともあんだなってことで。」

「普通はないの!!………どうしよう、こんな町でまともな情報なんて手に入るのかな…」

ザワ…

後ろでまたなんか人が騒いでいる。今度はなんだと振り向くと、誰か巨体な人が屋根の上に乗ってポーズを決めていた。

「オイ、またあいつがやらかしやがった!!」

「!!…あの格闘チャンピオンか…」

「これで犠牲者は何人だ!?」

「別に名のある“賞金首”ってわけでもねェ。どこの誰なんだ一体……」

「関わらねェ方がいい…」

「「チャンピオン!?」」

「はいはい、行くよ!!!」

ヤバイ、チャンピオンという言葉に2人がゆらりと反応してしまった。関わらせないように無理やりにでも背中を押して前進させる。やめてやめて、あのチャンピオンとか言う人に関わったら100%巻き込まれてしまうから!!
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