第24章 冬島に咲く桜
「おい、おれ達も別れのあいさつをしに行こう。医者のばあさんとドングリのおっさんに…」
「ばかね。チョッパー1人にしてあげなさいよ。きっと涙のお別れになるんだからさ…ドクトリーヌも表向きああだけど、本当は心の優しい人なのよ…」
チョッパーは少し落ち着いてからDr.くれはの元へ向った。私思うんだけど、チョッパーがこの船に乗ることを予測してたとかないかな。
「おれ達は本当にこのまま行くのか?」
「もちろんよ。チョッパーが来たら山を下りてすぐ出航するわアラバスタへ!!」
「ビビもこれで納得でしょ?」
「ええ、医者がついて来てくれるのなら。」
「医者??」
………あ、そうだ私が先に来た理由ってロープウェイの準備をしてほしかったからだわ。
「ねぇねぇ、ロープウェイってどうやって動かすの?」
「あぁ…いいぞ、おれが準備をしとこう。ルフィ、手伝えよ。」
「ロープウェイがあったとはな〜〜〜っ、すげーなー。」
あらまぁ親切。最近なんかウソップが私に対して過剰に親切に思えるんだけど…気のせいかな?私がウソップ推しだからそう思えるだけだろうか。ウソップがルフィを連れてって行ってしばらくしてから…城の中がなんだか騒がしくった。