• テキストサイズ

異世界人の冒険

第16章 進水式と私の覚悟



…………みんなが私をフォローしてくれてる。多分私、この船で一番自分のことを話してないと思う。それでも仲間として受け入れてくれているみんなに答えなきゃいけない。それは分かってるけど、なぁなぁとここまで来てしまった私にいまさらみんなみたいに立派なものなんて言えない。…………そうだ、私はこの世界に来たときからみんなには出来ない能力を持ってるんだ。異世界人しかできない事。ルフィ達には死んでほしくないし、絶対にワンピースを見つけてほしい。新しい海賊王は……ルフィがいい。ゆっくりゾロとウソップの間の私の場所へ歩く。足を上げてこういうのだ



「未来の海賊王と、その船員(クルー)を導く為に…」



「行くぞ!!!“偉大なる航路”(グランドライン)!!!!」

みんなが、ルフィが…大きくツバを飲み込んで、そして満面の笑みで受け入れてくれた。私はこれから、この目標の為にこの世界で生きよう。
/ 1013ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp