第12章 ヨサクとジョニー
「よし決まりだ!![海のコック]を探そう!!!なにより船で美味いもん食えるしな!!!」
「アニキアニキ!」
ルフィが決定をした時、隣にいたジョニーがゾロに向かって手を上げた。なんか意見があるらしい。
「なんだよジョニー。」
「海のコックを探すんならうってつけの場所がある。まー、そこのコックがついて来てくれるかは別の話だけど。」
ジョニーが提案してくれた場所は海上レストラン。海上レストランって凄くない?そんなお客さんいるのかな?
「そう、ここから2、3日進めば着くはずだ。でも気をつけねぇと…あそこはもう“偉大なる航路(グランドライン)”のそばだ。やべぇ奴らの出入りもあるし。アニキがずっと探してた“鷹の目の男”も現れたことがあるって話だ。よかったら案内しますぜ。」
「「「たのむーーっ!!」」」
ルフィ達がわいわいと騒ぎ始めた。本当にジョニー達が来てくれてよかったよ。次の進路が見つかったわけだしね。それにしても、鷹の目の男ってなんだろう…ゾロの目の色が変わった。
「…ゾロ?」
「んん…いや、なんでもねぇ。」
私に気付いたゾロは、いつもどうりに戻ったが…なんかモヤモヤするなぁ。