第12章 ヨサクとジョニー
何ゾロ、意外だっていう目で見るな失礼な。実は私、小さい頃から歌を歌ってきてたんだよね。てか、歌うの大好きでこっちに来る前から歌ってたんだけど。そんなに上手くなかったのに、こっちに来た瞬間に美声に変わっててビックリした。これも石のおかげなんだろうか。でも選曲が大体ボカロってどうなってんのだろうか。そんなことを考えてた時…
「出て来い海賊どもぉーーっ!!!てめぇら全員ぶっ殺してやる!!!!」
怒り狂う男の声が響いた。…いつの間に侵入してたの!?慌ててルフィと共に外に出る。侵入者は一人だけのようだ。サングラスを掛けてるので、顔はよく分からなかったが…でもコイツは見覚えがある。…ジョニーだ。賞金稼ぎの。
「おい!!誰だお前!!!」
「誰だもクソもあるかぁ!!!こちとら名のある海賊の首をいくつも落としてきてる。名もねぇ海賊風情が……!!おれの相棒を殺す気かぁ!!!」
ジョニーがルフィに襲いかかる。ジョニーの相棒ってことはヨサクか。2人はそんな敵キャラとして登場してなかったはず。確か…ゾロと知り合いだったんじゃ。
「相棒って何のことだよ…何だか知らねぇけど、船を壊すなっ!!!」
ルフィはジョニーを掴み飛ばし、とりあえず落ち着かせた。その隙に私はゾロを呼びに行く。これ以上船が壊れないよう、何とかジョニーを落ち着かせないと…
「ゾ、ゾロ!ちょっと来て…」
「あ?何でだよ。」
「いいから早く!!」
寝る体制になっていたゾロを無理矢理引っ張り甲板へ連れて行く。すると…
「ん?お前…!ジョニーじゃねぇか…!!」
「え…ゾ…ゾロのアニキ!!!?」
案の定、やっぱり知り合いだった。これでひとまずは戦闘にならずにすんだか。一安心である。
「どうした!ヨサクは一緒じゃねぇのか。」
「それが……!!ヨサクの奴…!!」