第4章 失恋バナナ〈十四松〉
十四松くんの大きくなったソレは、そろそろ限界なのか脈打つ度に甘い蜜がチロチロと垂れる。気持ちよくなって欲しい、と集中していて忘れていたが今十四松くんはどんな顔をしているのだろうか。
ふと気になり、見上げると、涙目になりながら悶える十四松くんの熱い視線とぶつかった。
『・・・?』
舐め上げていて話せない私が首を傾げると、十四松くんは口からソレを引き抜き、もう一度私を立たせた。
「花子ちゃん、」
『ん?どうしたの?』
私の問いに目を逸らすことなく十四松くんは力強く答えた。
「ぼくっ・・・最後までシたいっ!」
いいよ、という私の返事を彼が最後まで聞いたのかは分からないが、すぐ様十四松くんの貪るようなキスが始まった。
シャツの中に手を入れられ胸の蕾をコロコロと弄られるとすぐにそこは主張するかのように硬くなった。
・・・玄関で何してるんだろう。
他のみんなが起きてきたらどうしよう。
そんな背徳感と緊張感が加担され、私の身体はいやらしく反応する。
『・・・あぁん・・・・・いやぁ・・んっ、』
「花子ちゃんってエッチなんだね。おっぱい揉んだだけでそんな声出しちゃって、」
『・・・あんっ、・・言わ・・ないっ・・・でぇ、』
「すっごく可愛いよ、花子ちゃんっ」
ちょっと前まで私が握っていたはずの主導権は、いつの間にか十四松くんに移動していた。
太ももに当たる熱くて太い欲棒が欲してく欲しくてたまらない。
「あっれー?腰くねらせちゃって、どうしたの?」
『・・・あっ・・・んんっ、・・・・・はぁっ、』
「もしかして、触って欲しい?」
こくんと縦に頷けば、勢い良くズボンとパンツを下ろされる。そのまま左足だけ十四松くんに持ち上げられると、いとも簡単に恥ずかしい格好にさせられてしまうのだ。