第3章 とうの昔に限界〈おそ松〉
『おそ松くん・・・っ、んっ・・・・・んん、』
息もできないほどに激しいキスが降り注ぐ。
夜中に目が覚めたからなのか、それとも一松くんとの夢を見たあとだからなのか、はたまたおそ松くんの愛撫が気持ちよかったからなのか、今の私はすごくエッチな気分だ。
「・・・くっ、たまんねぇ、」
硬いおそ松くんのソレが奥まで入り、イイトロコを何度も突き上げる。パンパンと肌がぶつかり合う音が更に私を興奮させた。
『あぁんっ・・・・・・いゃぁぁんっ・・・っん、』
「っ・・・・・腰浮いてるっ・・・・・ったく、全部エロいんだけど。」
おそ松くんが上から私をぎゅっと抱きしめれば、それに応えるように今度は私がおそ松くんの首に両腕をまわす。
・・・もう何も考えられない。
おかしくなりそうなくらい気持ち良くて、意識が飛びそうだった。
「そろそろ限界っ、」
その一言でおそ松くんは腰の動きを一気に早める。
『いゃゃゃんっ、あぁぁぁぁんっ、ひゃぁぁんっ』
「くっ、ごめん。もう、イきそう。」
『いやぁぁん、・・・あたっ・・・・っしもっ・・んっ、』
「っ・・・一緒に、・・・・・っく・・・・・イこうぜ?」
『あぁぁぁんっ、いいっ・・・・・あぁぁぁんっ、』
「・・・っ出るっ、」
おそ松くんはビクンと身体を震わせると私の中で欲望を吐き出した。力尽きた私たちはベットに横になり上がる息を整える。重たい身体を動かし先に口を開いたのはおそ松くんだった。
「・・・明日も仕事なのに、ごめんな。花子。」
事後処理もそこそこに、おそ松くんに優しく頭を撫でられる。今から眠れば、あと2時間は眠れるだろう。
「邪魔だったら戻るけど、一緒に寝る?」
ニコっと笑うおそ松くんは、さっきまでのオトコの顔とは違いなんだかあどけない子供のようで、なんの躊躇いもなく私は一緒に寝ることを選んだ。
それが間違いだと気付いたころには、とっくに朝日が登っていた。
(「はい、もう1回シよ?」)
(『もう・・・ムリっ・・・・・』)
(「まだ3回じゃん。」)
(『もう3回もしたじゃん、』)
(「まだいけるって!」)
(『この、性欲おばけがっ!』)