【うたプリ】My only prince.【R18】
第5章 このままキミを〘レン〙
『レンくん…もしかして落ち込んでる?』
「ははっ、そんな訳ないだろ?レディ。俺はいつだって平気さ」
『平気さ、ってことは、何か平気じゃないかもしれないことがあったとかじゃなくて?』
「どうしたんだいレディ、そんなに俺のことが心配?」
レンは少し強引に私に口付けた。
『うん。でも何となくってだけだから、私の勘違いなら本当、ごめんね』
「…レディは俺の心を見抜く天才なのかな?」
『え?』
「レディには見つけられたくない俺の心をの弱い所も、気づかれちゃってるんだってことさ」
『まあ…学生時代から一緒にいるわけだし…』
「否、俺が天音にだけ見せてしまってるだけかもしれないね」
『…それは私としては嬉しいんだけど…』
レンくんは、余裕たっぷりに見えてるけどさっきからずっと目が笑っていないようにも見えた
「天音はどんな俺でも愛してくれる?」
そういうと、有無を言わさず私に強引に口付け、ソファに押し倒した。