【うたプリ】My only prince.【R18】
第3章 あなたの日溜まりになりたいから〘那月〙
「わぁ〜!すっごくかっこいいです。僕もこんな風に踊りたいです」
『本当だ。すごくかっこいい』
特に2番から落ちサビにかけてのダンスがめちゃくちゃかっこよくて、自分がステージの上でこのダンスを踊るんだと思うとワクワクした
「天音ちゃんならきっともっとかっこよく踊れますよ…あれっまたメッセージです」
『…?ダンスの先生からだ』
《今回のダンスは難しいからある程度の予習はしてくること!あと天音は間奏のところソロだから、特によくこの動画見といてね!》
『うそっ…ソロ…??』
「すっご〜い!!さすが天音ちゃんです!」
那月くんは私を痛いくらいぎゅうっと抱きしめる
『いたい!いたい那月くん!!』
「ふふっ、すみません。だけど本当に嬉しくて」
『ありがとう、私も嬉しい』
「やっと笑ってくれました。僕、天音ちゃんにはずっと笑っていて欲しいんです。あなたのおかげで、僕がいるんですから」
那月くんは私の頬に優しく口づけた
fin.