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Deep Blood ーラブヴァンプー

第4章 つもりに積もったチリは、華となるか、凶器となるか。


「ぃ……っ!?っああ、っあ、や、やぁぁぁっっ」




中へと挿した、瞬間。
うねるようにそれは痙攣を繰り返す。



「まだ挿入れただけだよ?凛ちゃん」


「は……っ、ぁ、はぁ……っ、やめ…」



「止めない、動くよ?」





無理もないか。
何度も何度もその肌に牙を突き刺した。
唾液も交換した。



意識を保ててるだけで、立派な精神力だな、とも思う。




「ねぇ、凛ちゃん。咬むよ?話すなら、今だよ?」



もっともっと、壊してあげるから。
もっと気持ちよくなって。
俺だけに夢中になって。
よそ見する暇なんて、あげないから。




「これ以上は、やだぁ……っ」




「………え」





「や、だ……、今日の翔琉、きらい……」






「………っ」



泣いてる?


「凛、ちゃん?」

「きらいきらいきらいっ」

「ええっ!?」




「も、やだぁ……っ」




顔を真っ赤に紅潮させて、目元を覆う布を濡らして。
力なくくたりとする、凛に。
やばい。
理性が、飛ぶ。
ゴクリ、と喉を鳴らして。
目元を覆う邪魔な布を、ずらした。


「……っ」


拒否られてる、はずなのに。
凛の中は萎えることなくうねり続けてて。
うまい具合に、吸い付いてくる。



こんなの……。



「……っ!?な、んでおっきく…!?」


「仕方なくない」


そこは、勘弁してよ。
真上から大好きな大好きな凛ちゃんのあんな表情見せられて興奮しないやつなんていんの。



「凛ちゃん、ごめん動いていい?」



「え」



駄目、なんて言葉聞きたくなくて。
答えを言わせる前に腰をゆっくりと、打ち付ける。



「かけ……っ、やだ、まっ……」


待つわけないじゃん。
それに凛ちゃんだって。



「………やっぱり」
「……っ」
「凛ちゃん、さっきからイキっぱなしだよね?」










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