• テキストサイズ

神様の悪戯

第3章 マネージャー、やらないか?


虹村「おう、明石!元気良いなァ、相変わらず」

『虹村先輩が見えたので飛んできちゃいました!お久しぶりです!』

虹村「久しぶりっつっても、1週間前には会っただろ?」

『久しぶりですよー!先輩聞いてください、あたし学級委員になっちゃいました…』



…ちょっと待て。いつから虹村さんと明石さんは知り合いだった?ていうか、何でそんなに明石さんは笑顔なんだ?



虹村「あれ?赤司も確か学級委員って…」

「はい、そうでs」

『そうなんですよ!内藤先生ってば、ただ単純にダブルあかしってだけで学級委員にしたんですよ!?ひどくないですか!?』

虹村「ははっ、さすが内藤先生。つか内藤先生、あれでも人気なんだぜ?良かったじゃねぇか、あの人は良い先生だからな」

『本当ですか~?まぁ、虹村先輩が言うなら信じますけど…』




暫くすると桃井もやって来て、虹村さんがいる事にびっくりしていた。




虹村「桃井も同じクラスだったのか。明石と仲が良いのか?」

「はい!あ、そうだ!虹村先輩からもちゃんをバスケ部のマネージャーに誘ってくださいよ!」

虹村「マネージャー?」

「オイ、桃井。明石さんの意見も聞かずに何言って…」

虹村「いいな、それ。どうだ明石。マネージャー、やらないか?」



明石さんは家に帰ってネットサーフィンをしている方が楽しいって言ってたんだ。それに桃井から言っても無駄だったらしい。それを…




『はい!やります!』

「…え」

虹村「よし!じゃあ明日からさっそく来てくれ。桃井、よろしくな」

「はい!やったー!ちゃんと一緒に部活が出来るなんて嬉しい!」

「…明石さん、いいのかい?」

『あー…何か虹村先輩に言われたら断れなくて…けどやるからには一生懸命頑張るから!』



明石さんは笑って言った。


オレの心は何故だか分からない喜びが半分と、何故だかわからないモヤモヤ感が制していた。
/ 34ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp