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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第4章 標的00「復活の始まり(後編)」


オレは離れると顔を赤くさせながら言う。

「/// ……おやすみ」

「……おやすみ…っ ///」

私はそう言うと彼の部屋出て自分用の部屋に入って、そのままベッドへダイブするととてもふかふかだった。

「〜〜〜っ ///」

悶えた私。

(ツナとキスしちゃったよ!! しかもファーストキスーっ!! ドキドキが止まらないよ〜っ!!)

私は内心で悶えた後、ため息を吐く。

「……ハァ……私は…こっちで自分がやらなきゃならない事に専念しなきゃ……次に会う時にツナに顔向け出来ないもん」

私の脳裏にXANXUS(ザンザス)と炎真、極寺やユニの姿が過った。

未来でツナの支援になってくれる人たちを私は迷わないように一筋の光になろう。ツナが笑ってみんなで居られる様に…。

私は内心で決意を固めると眠りに就く。



翌朝、朝食後に私とツナは9世の部屋に居た。
ツナは9世と楽しそうに話をしている。

日本語がペラペラなのは私は分かっていたけどあえて、イタリア語で話したのよね。何故かと言えば皆が極秘の時にイタリア語をよく使っていたから…

9世はある事をツナに言った。

ツナは考えて私を一瞥すると9世を見て頷くと言う。

その言葉に私は寂しい微笑みの表情をすると9世を見て頷く。

それを見た9世も頷くとツナの目元に手を当てた時だった。

ガチャッ、『失礼します9世!』

そこにガナッシュが慌ててやって来る。

9世は言った。

『どうした?』
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